「余興、お願いできる?」と幹事から声をかけられた瞬間、何をすればいいか思いつかない人は少なくありません。余興が盛り上がるかどうかで、その日の会の満足度は変わりやすくなります。

そもそも余興とは、宴会や懇親会の場を盛り上げるために行うゲームやパフォーマンスの出し物を指します。以下では、10名前後の少人数から数十名規模の社内イベントまで、シーン別に使える余興ネタを20個整理しました。準備にかかる手間や必要な道具も合わせて紹介しますので、次回の懇親会や忘年会、歓送迎会の企画の参考にしてください。

盛り上がる余興選び、3つの結論

  1. 人数規模(少人数・大人数・社内イベント)に合った企画を選ぶと、進行の負担が少なくなりやすい
  2. マイク・プロジェクター・スクリーンなど会場の設備によって、実施できる余興の幅が変わる
  3. 景品・時間配分・ネタの選び方など、進行側のひと工夫で盛り上がり方に差が出やすい

目次

  1. 余興を盛り上げる5つのコツ
  2. 少人数(〜10名程度)で盛り上がる余興ネタ7選
  3. 大人数(数十名〜)で盛り上がる余興ネタ7選
  4. 社内イベントで盛り上がる余興ネタ6選
  5. 番外編|オンラインでも実施できる余興3選
  6. 余興が盛り上がるおすすめ会場5選
  7. よくある質問
  8. まとめ|規模と目的に合わせて余興を選べば、懇親会はもっと盛り上がる


余興を盛り上げる5つのコツ

ネタ選びの前に、進行側が押さえておきたいポイントを整理します。ネタ選びの前に、進行側が押さえておきたいポイントを整理します。

全員が参加できる企画を選ぶ

参加者の年齢や得意分野に幅がある懇親会では、体力や知識の差が出にくいゲームを選ぶと、場が偏りにくくなります。

説明は1分以内で終える

ルールを丁寧に話しすぎると、聞いている間に参加者の熱が冷めやすくなります。図やスライドを1枚用意しておくだけでも、進行はスムーズになります。

景品を用意しておく

参加者全員に配る必要はなく、優勝者向けに1つ用意しておくだけでも、ゲーム中の参加意欲は変わりやすくなります。

身内ネタには気を配る

身内だけに伝わるネタは、一部の参加者を置いていってしまうことがあります。誰が見ても楽しめる範囲に収めておくと、参加者全体の満足度を保ちやすくなります。

終了時間を決めてから始める

会場の使用時間や次の予定を踏まえ、司会は事前にタイムキープの目安を決めておきます。余興が長引いて食事の時間が削られると、満足度はむしろ下がりやすくなります。

少人数(〜10名程度)で盛り上がる余興ネタ7選

10名以下の懇親会や飲み会では、参加者一人ひとりの発言量が増えるぶん、会話を引き出すタイプの余興が向いています。

1. ヒーローインタビュー

2人1組になり、片方がインタビュアー、もう片方がヒーロー役を演じます。これまでの成功体験や得意なことを聞き出し、5分ほどで他の参加者に向けて紹介します。役を交代しながら全員が主役になれるため、初対面のメンバーが多い会にも向いています。

2. 目隠し利き○○

ポテトチップスや缶コーヒーなど、味の異なる同じ商品を数種類用意し、目隠しをして食べ比べ・飲み比べをします。正解を発表する瞬間のリアクションが自然と笑いを生みやすく、準備の手間がかからないわりに盛り上がりやすい余興です。

3. サイン集めゲーム

制限時間内に何人からサインをもらえるかを競います。サインを求めるには自分から話しかける必要があり、結果的に参加者同士の名前と顔が一致しやすくなります。懇親会の序盤に取り入れると、その後の会話のきっかけにもなります。

4. ジェスチャーゲーム

代表者がお題を身振りだけで表現し、他のメンバーが答えを当てます。道具は一切不要で、思わず出る大げさな動きが笑いを誘います。チーム戦にすれば、答えを当てるまでの相談時間も会話のきっかけになります。

5. お絵描きしりとり

紙とペンさえあればできる余興です。前の人が描いた絵しか見られない状態でしりとりを絵だけで繋いでいき、最後に一斉に見せ合います。絵の下手さやズレた発想がそのまま笑いになるため、準備なしで始められるのが利点です。

6. 人狼

人狼役と村人役に分かれ、会話を通じて正体を探り合う心理戦ゲームです。発言せざるを得ないルール設計になっているため、口数が少ないメンバーも自然と会話に加わりやすくなります。1ゲーム20〜30分ほどかかるため、時間に余裕がある会に向いています。

7. 2人用ボードゲーム対決

複数のボードゲームをテーブルに並べ、2人ずつ総当たり戦を行います。オセロのようなルールがシンプルなものを選べば、説明の手間はほとんどかかりません。勝敗がはっきりつくため、応援する側も一緒に盛り上がれます。

大人数(数十名〜)で盛り上がる余興ネタ7選

参加者が多い懇親会や忘年会では、全員が同時に参加できる仕組みと、進行役の統率力が重要になります。

8. クイズ・ビンゴ大会

司会が出題し、参加者がスマートフォンや配布カードで回答する定番企画です。会社にまつわる問題を混ぜれば、相互理解の促進にもつながります。景品を用意しておくと、最後まで参加意欲が続きやすくなります。

9. 体感型クイズ(格付けバトル・ゴチバトル形式)

高級食材と一般的な食材を食べ比べ、値段の高いほうを当てるゲームです。実際に味わってから答えるため、参加者同士の相談や感想の交換が自然に起こりやすくなります。プロのMCに進行を依頼できるサービスもあり、幹事の負担を減らしたい場合に検討できます。

10. チャンバラ合戦

スポンジ製の刀で相手の腕につけたカラーボールを落とし合う、合戦型のアクティビティです。体格差よりも戦略が勝敗を左右するため、年齢や性別を問わず楽しめます。会場に十分な広さが必要になる点は、事前に確認しておく必要があります。

11. カラオケ大会

有志を募って歌ってもらうだけでも十分盛り上がりますが、採点機能を使った大会形式にすると一体感が増します。世代の異なる参加者が混ざる場合は、幅広い年代が知っている曲を事前にリストアップしておくと、選曲に迷いにくくなります。

12. イントロクイズ

曲のイントロだけを流し、曲名を当ててもらいます。挙手や早押しの仕組みを決めておけば、進行がスムーズになります。参加者の年代に合わせて選曲を調整しないと正解者が偏ってしまうため、幅広い年代の曲をバランスよく用意しておくと安心です。

13. 借り物・借り人競争

「自分と出身地が同じ人」「同じ趣味を持つ人」といったお題を出し、会場を歩き回って該当する人やものを探します。動き回る必要があるため大人数の会場が向いており、探す過程で自然と会話が生まれやすくなります。

14. マシュマロチャレンジ(チーム対抗)

マシュマロとパスタ、テープだけを使い、制限時間内に1番高いタワーを作ったチームが勝ちです。材料が限られているぶん作戦会議が必要になり、チームビルディングの効果も期待できます。準備するグッズが少なく済むのも扱いやすい点です。

社内イベントで盛り上がる余興ネタ6選

歓送迎会や表彰式、周年イベントのように「会社」という文脈が強い場では、自社ネタを絡めた企画や感謝を伝える企画が効果を発揮しやすくなります。

15. 社員参加型クイズ大会(自社ネタ・部署対抗)

創業年やヒット商品など自社に関する問題を出題し、部署対抗で回答数を競います。答えを知らなくても周囲と相談しながら参加できるため、部署をまたいだ交流が生まれやすくなります。

16. オリジナルムービー上映+感謝の手紙

1年間の出来事をまとめた映像を上映し、続けて上司や同僚からの感謝の手紙を読み上げます。準備には時間がかかりますが、写真をスライドショーでつなぐだけでも十分に効果が出ます。表彰式や送別会の締めに配置すると、印象が強く残りやすくなります。

17. プロのマジックショー・パフォーマー

社内で練習時間を確保しづらい場合は、プロのパフォーマーに依頼する選択肢もあります。年齢や役職を問わず楽しめる企画で、進行を任せられるぶん幹事の当日の負担が減ります。

18. 表彰式と組み合わせたサプライズ発表

MVPや社内表彰の発表に、映像や音響を使った演出を加えます。発表の直前に少し時間を置くだけでも、会場の空気が一気に締まりやすくなります。表彰される側にとって、記憶に残る場になりやすくなります。

19. 謎解き脱出ゲーム

チームで協力しながら制限時間内に謎を解いていく企画です。難易度を調整できるため、新入社員から管理職まで幅広い層が参加する社内イベントでも扱いやすくなります。謎を解く過程で会話が生まれ、チームビルディングにもつながります。

20. 誕生日・異動祝いのサプライズ企画

対象者に気づかれないよう進行を組み、ケーキやメッセージカードを用意します。派手な仕掛けは不要で、司会がタイミングを合わせて紹介するだけでも十分に盛り上がります。歓送迎会や誕生日会と組み合わせやすい企画です。

余興が盛り上がるおすすめ会場5選

Canjii編集部が確認した5会場を、収容人数と参考予算つきで紹介します。ここまで紹介したネタは、会場の設備によって実施しやすさが変わります。マイク・プロジェクター・スクリーンの有無を事前に確認しておくと、当日の進行の負担を減らしやすくなります。掲載している人数・料金は取材時点の目安のため、最新の条件は各会場に直接ご確認ください。

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会場名

エリア・最寄駅

収容人数(着席/立食)

参考予算(1名あたり)

向いている余興

1

カラオケパセラ新宿靖国通り店

新宿三丁目駅 徒歩2分

〜60名

約4,750円

カラオケ大会・イントロクイズ

2

ALEGRIA 赤坂インターシティーAIR

赤坂駅 地下鉄直結

134名/150名

約7,700円

体感型クイズ・サプライズ映像

3

HODL(ホドル)

伏見駅 徒歩5分

100名/200名

約5,000円

表彰式演出・DJを使った大人数イベント

4

アネーリ大宮

大宮駅近く

130名/160名

約8,800円

周年パーティー・表彰式

5

パーティールームbyMONDO

相模大野駅 直結

個室〜900名(規模選択可)

約8,000円

規模の異なる社内イベント全般

1. カラオケパセラ新宿靖国通り店(新宿区)|バリ風1フロア貸切のパーティールーム

項目

内容

エリア・最寄駅

新宿三丁目駅 徒歩2分(JR新宿駅東口から徒歩3分)

収容人数

〜60名

参考予算

1名あたり 約4,750円

主要設備

バーカウンター、1フロア貸切

向いている余興

カラオケ大会、イントロクイズ

詳細

会場ページを見る

新宿三丁目駅から徒歩2分、JR新宿駅東口からも徒歩3分の立地です。バーカウンターを備えた1フロア貸切のパーティールームで、個室感覚のまま最大60名規模まで対応します。カラオケ大会やイントロクイズのように「歌」を絡めた余興を、少人数〜中規模の懇親会で試したい場合の候補になります。

2. ALEGRIA 赤坂インターシティーAIR(港区)|地下鉄直結の本格シュラスコ貸切レストラン

項目

内容

エリア・最寄駅

赤坂駅 地下鉄直結(赤坂インターシティAIR 1階)

収容人数

着席134名/立食150名

参考予算

1名あたり 約7,700円

主要設備

マイク2本、プロジェクター、スクリーン、音響設備

向いている余興

体感型クイズ、サプライズ映像

詳細

会場ページを見る

赤坂インターシティAIRの1階にあり、地下鉄駅と直結したアクセスの良さが特徴です。ガラス張りの開放的な店内とオープンエアのテラス席を備え、着席134名・立食150名規模に対応します。マイク2本・プロジェクター・スクリーン・音響設備が用意されているため、体感型クイズやサプライズ映像のように機材を使う余興も試しやすくなっています。人数が少ない場合は、部分貸切での相談もできます。

3. HODL(ホドル)(名古屋市中区)|DJブースも備えた大型パーティースペース

項目

内容

エリア・最寄駅

伏見駅 徒歩5分(名古屋第一ビルアネックス)

収容人数

着席100名/立食200名(シアター形式120名)

参考予算

1名あたり 約5,000円

主要設備

マイク、プロジェクター、スクリーン、スピーカー、DJブース

向いている余興

表彰式演出、DJを使った大人数イベント

詳細

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名古屋市営地下鉄伏見駅から徒歩5分に位置します。立食200名・着席100名・シアター形式120名まで対応する規模で、マイク・プロジェクター・スクリーン・スピーカーを無料で利用できます。控室やDJブースも完備しており、表彰式やキックオフのように演出を伴う大人数の余興イベントに向いています。24時間利用や深夜・早朝利用にも対応しています。

4. アネーリ大宮(さいたま市浦和区)|大宮エリアで周年パーティーによく選ばれるゲストハウス

項目

内容

エリア・最寄駅

大宮駅近く

収容人数

着席130名/立食160名

参考予算

1名あたり 約8,800円

主要設備

プロジェクター、音響照明

向いている余興

周年パーティー、表彰式演出

詳細

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大宮駅近くにある白亜のゲストハウス型会場です。着席130名・立食160名規模に対応し、プロジェクターや音響照明を備えています。企業の周年パーティーや表彰式のように、記憶に残る演出を重視する会でよく相談される会場です。

5. パーティールームbyMONDO(相模原市南区)|規模に応じて個室〜900名まで選べる法人向け施設

項目

内容

エリア・最寄駅

相模大野駅 直結(小田急ホテルセンチュリー相模大野8階)

収容人数

個室〜900名(規模選択可)

参考予算

1名あたり 約8,000円

主要設備

プロジェクター、スクリーン(中宴会場)

向いている余興

規模の異なる社内イベント全般

詳細

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小田急線・相模大野駅に直結した商業施設内、小田急ホテルセンチュリー相模大野8階に位置します。総面積765㎡のフロアに、立食最大約900名の大宴会場、250名以下の中宴会場(プロジェクター・スクリーン完備)、50名以下の個室利用ができる小宴会場(最大5部屋)を備え、規模の異なる社内イベントを同じ会場内で使い分けやすくなっています。株主総会後の懇親会や社内表彰式など、法人利用での相談実績があります。

100名規模の表彰式・周年祝賀会向けの会場をより詳しく知りたい場合は、東京で100名のパーティー会場|表彰式・祝賀会向け3選も参考になります。50名前後の忘年会・歓送迎会向けの会場を探している場合は、東京で50名のパーティー会場|おすすめ5選もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 余興の時間はどのくらいが目安ですか?

1つの余興あたり10〜15分程度が目安です。説明・実施・結果発表までを含めるとこの時間になりやすく、複数の余興を組み合わせる場合は、司会が事前に合計時間を決めておくと進行が時間内に収まりやすくなります。

Q. 余興に景品は必要ですか?

必須ではありません。景品がなくても盛り上がる余興は多くありますが、クイズ大会やビンゴ大会のような競争型の余興では、景品を1つ用意しておくと参加意欲が上がりやすくなります。

まとめ|規模と目的に合わせて余興を選べば、懇親会はもっと盛り上がる

余興は、人数と目的に合ったものを選ぶことで効果が変わりやすくなります。少人数なら会話を引き出すゲーム、大人数なら全員が同時に参加できる企画、社内イベントなら自社ネタや感謝を伝える企画が、それぞれ相性のいい選択肢になります。

次回の懇親会の参加人数と会場の設備を確認したうえで、この記事の中から候補を選んでみてください。会場選びに迷った場合は、紹介した5会場も参考にしてください。掲載している料金や収容人数はあくまで目安のため、正式な条件は各会場に直接ご確認ください。